2011年05月30日

結婚

  NHK朝ドラ「おひさま」が、主人公陽子の縁談に話が及んだあと、の番組。

 現代の若者の、結婚志向について特集していました。

 大震災で直接の影響を受けた、関東以北ではなく、大阪あたりの話として。

 女性が結婚をしたがらない、というかしたくなるような男が少なくなった、といわれています。

 ところがこの震災以来状況が大きく変わって来ているというのです。

 もちろん西日本の話でしょうが、女性の方から結婚を望む声が出ているというのです。

 それには大震災のニュースによる影響が、大きいといいます。

 一人の人間として、どのように生きるかという問題は、個人の問題として大変重要です。

 どのような生き方をするかというとき、これを社会の中で、あるいは社会とのかかわりの中で、人と人とのかかわりを考えに入れないわけにはいかないでしょう。

 大震災という事態に直面〈直接の体験をしなかったとしても)して、助け合えるパートナーを求めるのは自然な流れと思います。

 私自身、かつて結婚に対して否定的でした。それは若者にありがちな「純潔性」であったり、結婚へのおそれがあったりしました。

 私の結婚観をただしてくれたのは、知り合いの離婚歴のあるおばあさんでした。

 あなたは結婚に対して、よく思っていないようだけれど、結婚なんて特別なものじゃないのよ。

 ごく普通の、人間として当たり前のことなの。駄目になりゃ、やめちまえりゃいいじゃない。

 
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2011年05月26日

「おひさま」3

  NHK朝ドラ「おひさま」の追っかけです。

 2011年5月26日の今日と、戦時中をつなぐもの、といってすぐには判りませんが、それでもあの時代を丁寧に描くことで、いまを生きる私にも共感できrたりします。

 ひとつに、安曇野の帝王と言われた資産家が、戦時下の統制経済の中で政府の政策により没落するさま。

 また、父親が戦地にとられ、貧しい生活がなおも追いやられて、他人の弁当を食べてしまった生徒。普通他人の弁当を食べたりするのは、いくらお腹が空いたとしても、女の子はやらないのが相場ですが、それを女の子にやらせることで、よりドラマ性―――というより時代の厳しさが示されることになります。

 もうひとつ、軍事供出で、鉄ものをリヤカーに積むシーンで、主人公・陽子の愛車の自転車を供出しなければならなくなって、自転車への様々なシーンが、回想で流されるのですが、その部分はまるで自転車が主人公になったように延々とつずられていく。

 こんなところに作者の時代を見る目の細やかで鋭さがある。

 
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2011年05月22日

約束された葡萄畑

 少しさかのぼった話になりますが、題名につられて映画「約束された葡萄畑」を観ました。

 ワインの醸造と、それに絡んだ男女の愛。

 そんなおもいで観にいったのです、が、そうには違いないのですが、面白くない。

 冒頭、しがない農夫が現れて―――その農夫こそこの映画の主人公。

 農夫は自前のブドウ農園を持ち、葡萄酒の醸造を手掛ける野望を持っている。

 農夫は、ほとんど衝動的に同じ農園に働く娘に恋し、結ばれる(というような生易しいものでなく、貧しいながらも野望を持ち、情念に駆られた、相手も承知の略奪婚)。

 野生丸出しの、農夫と農婦は次々と子供を産み育てていく。このあたり、といってホンの出だしですが、この先への期待感もあり、この映画の一番生き生きしたところです。

 葡萄ずくりに悩む農夫のもとに、天使が降り立ち、彼の悩みを聞く。

 この天使が、なんとなんと男なんです。私の知るところ、男の天使はありません。天使には男女の区別がないものと思っていました。

 この「男」がクセモノで、のちには農夫と愛し合うことになる。

 天使とは別に、男爵夫人が葡萄農園と醸造所を継いで、都会からやってくる。

 そこで農夫は取り立てられて、夫人の農園と醸造所を任せられる。ことになって、妻と天使と男爵夫人との四角関係で、話がつまらなくなっていきます。

 何が面白くないかというと、一番は農夫の生活(家庭)が描けていない。

 四角なら四角の関係性というか、農夫の天性のほとばしるような野性性が感じられない。

 それぞれの係わりの原点というべき、ブドウ作りなり醸造の難しさと喜びがそれぞれのものとして表れていない。

 この映画を見て、葡萄酒のうまさを再認識しながら、ひとり密かにワイングラスを傾けるという、目論見がすっかり崩れ去
ったことが、うらめしやー・、

 
posted by スタッフ at 12:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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