2011年06月14日

おひさま4

  テツコの部屋のつばくろ(むかし、ツバメのことを、母はこう呼んでいました)の卵から、4羽かえりました。

  可愛いですね。顔より大きく口を開けて、親鳥が運ぶ餌を我先にと、乗り出すさま。

  よく見ると、中にひ弱なひながいて、なかなか餌にありつけなく、大丈夫?と心配したりします。

  そこは、流石親ですね、しっかり見ていて、ひ弱なひなにきちんと餌を与えています。

  
  今日の「おひさま」は、卒業でした。

  陽子先生が、国民学校の生徒たちに、教育らしいことは何もしてあげなかった、と悩むところに、まっとうな教師としての、まっとうな悩みが、伝わってきます。

  「決戦への覚悟」とか「軍事教練」が、教育でも何でもないことは、いまの私たちには判ります。当時それが「教育」としてなされていたことに対する、陽子先生の割り切れなさが、先生の悩みであったのでしょう。

  そこを先輩先生は教師の側から、徳子お義母さんは子供の立場に立って、陽子を励ます。

  絣のもんぺにド派手な裏地を縫い込んだのを、陽子に渡す。徳子にはハハとしての陽子へのはげましと共に、閉塞感漂う時流への挑戦のようなものも感じられます。

  少しさびしいけれど、子供たちにとっては、卒業は、一方では巣立ちなのです。

  テツコの部屋の雛たちの巣立ちも、そう遠いことではありません。

  


  

  


posted by スタッフ at 09:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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