2011年12月20日

北欧の旅2

 夕食の前後を利用して、町を散策する。

 小さな町ながら、活気を感じた。商店が立ち並びそれなりに賑わいを見せている。

 驚いたのは立派な市街道路が走っているのに、まちに信号機がほとんど見当たらないことです。

 信号灯の必要なさは、しばらくして解明できました。まず車の速度が30キロ以下で走行していること、そして人が道路に直角に対すると、車が自動的?!に止まるのです。そんなんですから道路にはガードレールのような策が見当たりません。必要がないのです。

 まちのバリアフリー化はすすんでいて、歩行車を使う高齢者をよく見かけます。勿論車いすの障害者も。

 市役所で聞いた話では、市はバリアフリー化をさらに進めるべく、10年計画をすすめているという。いわく玄関に階段が付いている街区には、道路をかさ上げするという。そういえば、街のあちらこちらで道路工事をやっていました。

 夜になってまちに明かりがともりだすと、クリスマスが近いと思わせるような雰囲気になります。ショップにはクリスマス用品が並び、通りもそれらしい飾りがあったりします。全体として、華美さはなく、地味です。食事はベーカリーの2階で簡単に済ませ、ホテルにもどりました。

 ホテルの部屋には、浴室はなくシャワーのみ。代わりに地下にサウナがあります。サウナは混浴なので、ホテルにもどるなりサウナに直行すると誰も利用者はいづ、連れと二人っきり。連れはほどなく出て、ここからはひとり。いまかいまかと待っていると、若い!ーー美しい!――ひとりの、男。といってすぐ出るわけにもいかず、のぼせるまで居りました。

 サウナは乾式と湿式とあり、シャワー、更衣場のほかくつろげる部屋もあります。明日もう一日、ハルムスタッドです。
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北欧スウェ―デン・デンマークを旅して

 11月半ば、念願の北欧に行くことができました。

 念願というのは、実は思い起こせば6度目かの挑戦になるのです。

 第1回目の企ては、今を去る12年前、若い女性を誘ってのツアーを、私だけがドタキャン。

 これが祟ったのでしょうか、その後さまざまな機会がありながら、すべて不成立と相成った次第。

 つい最近では、居酒屋で知り合ったデンマークのハーフとお父さんの墓参りの口実をもちかけ、9月半ばに話を決めていたところ先方の都合でX。

 今回はそれらのリベンジをかけての催行でした。が、人が集まらず決定までやきもきさせられました。

 結局人員不足のままけっこされることになり、これまでの厄払いができました。

 さて、さて―――アレ?アレ、なに・・・「はるむすたっど」?ハルムスタッド・・・・・

 これまでにスウェーデンの様々な案内書を読み連ね、旅行者の報告を聞いたりしたが、全く知らない都市の名が記載されていた。

 スウェーデンの首都ストックホルムから遠く離れ、デンマークの首都コペンハーゲンからは列車で2時間ほどの、人口が9万人ほどの都市。

 これがハルムスタッド。スウェーデン・デンマーク北欧2国を訪れる旅といえば聞こえがいい。しかしこれは騙しではないか!列車内のアナウンスは、「ハムスター』としか聞こえない。危うくおりそこなうところでした。


 こんな思いのまま、ハルムスタッドの駅に降り立った。

 そこは中世の街がそのままあるような、まちだった。私の少ない旅の記憶では、独のデュセルドリフを思い出させました。D市はその街区が限られていたのに比べ、ハルムスタッドは街全体がそうなっていた。高層ビルは一棟もなく、最高が6階建てです。

 市庁舎に隣り合って、まちで一番古い教会があり、それらの前が市民広場になっていて、テント張りの市がたっていて、市民に親しめられている様子がうかがえます。

 市会議事堂で、レクチャーを受けました。公的な場所であるから、セーター姿で臨まないよう指示されましたが、市会事務局長はGパンにセーターでした(後の市庁舎内見学の途中出会った市長さんもラフないでたちでした。そういえば、その後訪問問した障害者施設・高齢者施設の職員で、ブレザーすら着ている姿は見かけませんでした)よ。

 その事務局長が、市会の議長席のテーブルに乗りかかって講義を始めました(私たちは議員席に行儀よく座って、聞く)。

 スウェーデン風「税と社会保障のすすめ方」。私たちのメンバーには北海道の元市会議員がいたり、現職の町会議員、年金の相談員、社会運動家もいて、講義もさることながら、質問もなかなか熱のこもったものでした。

 講義を聞いていて、税金の使われ方が国民・市民に納得のいく仕組み(理解されている)ことが、私たちにも理解されました。―――そう、わが国では、納得いかない使われ方が多過ぎ。

 このあと、 元労働庁公務員による、スウェーデンの税金の仕組みについて㋨レクチャー。

 昼食をシニア住宅の食堂でとった後、シニア住宅と併設の高齢者住宅の見学。

 スウェーデンもご多分にもれず、新自由書着の影響から逃れられず、シニア住宅と高齢者施設の経営は市の委託を受けた銀行が行なっているという。他の同様施設の経営はかなり苦戦しているとのことです。

 市会でのこぼれ話ですが、市会議員は72名そのうち半数が女性。市会は夜に開かれるとのことです。というのは、兼業(兼職)者が基本で議長(市長兼任)ほか4名が選任者ということでした。 (つづく?)



 
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2011年12月19日

映画「木漏れ日の家で」

  見るかどうしようか、さんざ迷った結果、時間をひねり出してみることになりました。

 何故迷ったかというと、主演のダヌタ・シャフラルスカのおんとし91(撮影時)という年齢に、少々不安をもったからです。

 朽ち果てた屋敷にひとり暮らす老婆――そうこの「老婆」そのままの風情で、他を威圧する。

 こういえば、老優が老人を演じる、いわば役者以前のことであるかのように思われるかもしれません。

 このシャフラルスカ婆さん、並みの老人ともうとえらい目に遭います、よ。

 まず枯れたところがない。実にみずみずしい。

 好奇の眼をもって、隣家を双眼鏡でのぞきこむ。若者たちから精気を吸い取るように。

 孫娘と対等に渡り合って、へこませてしまう。

 過去を振り返らない――画面上に、若かりしころの姿が映し出されたりすることもありますが、それは過去をいつくしむというよりむしろ、

 いま目の前の若者を見て、自分の若かりし頃をオーバーラップさせる、というので、時を超え他自分自身をダブらせるといった感じ。

 圧巻は、ラスト近く、自分のなすべきことをやり遂げた後、ひとり庭のブランコを勢いよくこぎ続ける場面です。

 爽やかさ以上に、「若さ!」あふれる姿は感動的でした。

 映画をみると誰もが同じことをいうと思うのですが、夫人に寄り添うように暮らすワンちゃんが愛らしい。

 電話がなれば先に言って受話器を取り、また主人に注意を促してみたり執事のように振舞う。人間以上に、まるで可愛い孫娘のようでもある。

 
 上映会場で手渡されたアンケートには、今年神戸で封切られた内外の映画270数本の一覧が載ってあって、そのうち私が見たのは8本だけでした。

 そこにベスト5を選ぶ項目もあって、厚かましく書き入れました。

 「木漏れ日のの家で」は堂々!の2位。1位は「キャピタリズム――マネーは踊る」です。実写(ドキュメンタリー)で、ウォールストリートを暴く快挙をやってのけたこと、そして社会現象――社会運動まで引き起こさせとことの評価です。

 「木漏れ日―ー」に次いで3位としたのは、これまたご高齢者が活躍する「クレアモントホテル」。

 日本映画のトップに選んだのは、99歳の新藤 兼人監督の「一枚の手紙」。

 

 
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